本来、銀行の利益の根幹は長短金利差ですが、「異次元緩和」の結果。長期金利が急低下し、長短金利差がなくなってしまいました。1970年代後半の米国S&L(貯蓄型の金融機関)危機の時、米連邦準備制度理事会(FRB)は長短金利差を開かせ危機を乗り越えたのですが、現在の日銀は逆の事をしているのですから、銀行はたまったものではないのです。

日銀破綻 藤巻健二著 より

80年代の米国の不調はS&L危機もありレーガノミクスの双子の赤字もあり決して80年代の日本の成長は日本が成功した訳ではなくてアメリカが失敗をしてしまったとみるべきだと思います。
日銀のイールドカーブコントロールはアナウンス時は米国のS&L破綻危機対策を想定したのか銀行株が急騰したが口だけで何もしないので規模の小さい地銀、米国のS&Lと同じ貯蓄型金融機関ですね、の経営はどんどん悪化している。長期金利はもう少し高くないと収益改善はしないでしょう。マイナス金利は止めないといけないし、当座預金残高が減ってからでは出口が完全に消滅してしまう。


楽天ブックス
日銀破綻 持つべきはドルと仮想通貨 [ 藤巻健史 ]
日銀破綻 持つべきはドルと仮想通貨 [ 藤巻健史 ]