後徳大寺左大臣
原文
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れ
(ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる)
現代訳
ほととぎすの鳴き声が聞こえたので、その方に目をやってみたが、(その姿はもう見えず) 空には有明の月が残っているばかりであった。